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夏季休暇のご報告 ― お盆の供養と、ふたつの故郷への想い

こんにちは。
工事部のAです。
いつも森長工務店のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
先日まで夏季休暇をいただいておりました。
今回は少し私的な内容にはなりますが、休暇中に過ごした時間について綴らせていただきたいと思います。

神戸市の家内にて
まずは神戸市の家ではお盆の供養を行いました。
同居している妻の両親とともにお寺さんに来て頂き、命日以外では初めといったくらい仏壇に手を合わせ、家族そろって静かなひとときを過ごしました。
線香の香りとともに、結婚報告以来の記憶がふと蘇る瞬間があり、慌ただしい日常の中では忘れがちな「立ち止まって思い出す時間」の大切さを改めて感じました。

普段から顔を合わせている両親ではありますが、年老いていく姿は日々の暮らしの中では気づきにくいものです。
お盆というひとつの節目に、あらためて両親の様子をじっくりと見つめる時間を持てたことで、ひとつの動作がゆっくりになったり、耳が遠くなったり、玄関階段の上り下りを少し億劫そうにする様子にも気づかされました。
同じ屋根の下で暮らしているからこそ、こうした変化に丁寧に寄り添っていきたいと思う機会となりました。
また、家の中を見渡すと、以前は隅々まで手が行き届いていた掃除も、少しずつ行き届かない箇所が目立つようになってきました。
高い場所や重い物の移動を伴う掃除は、両親には負担が大きくなっているのだと実感し、同居していてもなお、日常の中で見落としてしまっていた部分だったと反省しました。
香川の実家にて
続いて、香川の実家にも足を運び、お墓参りをしてまいりました。
父が亡くなって7年目のお盆となります。
の日差しの中、墓石を清め、花を手向け、日頃の感謝とともに近況を報告する時間は、毎年欠かすことのできない大切な習慣です。
7年という歳月が経った今も、墓前に立つと在りし日の父の姿が思い出され、あらためて多くのことを教えてもらったのだと感じます。

実家で一人暮らしを続ける母も、少しずつ年を重ねています。
庭の手入れや家の中の些細な段差など、これまで気にも留めなかったことが、ふと心配に思える瞬間が増えてきました。
今回久しぶりに家の中をじっくりと見渡すと、窓のサッシや網戸、普段は目の届かない棚の上などに埃が積もっており、一人での掃除には限界があるのだと痛感しました。
地元の穏やかな風景に触れながら、家業を通じて多くの方の暮らしを支えるという仕事の原点にも、改めて思いを馳せる機会となりました。
帰省するたびに、住まいの安全性や暮らしやすさについて考えさせられることも多く、家を建てる仕事に携わる者として、高齢のご家族が安心して暮らせる住まいづくりの大切さを、身をもって実感する機会にもなりました。
お盆を通じて感じたこと
家を建てる、暮らしを支えるという仕事に携わる中で、「家」というものが単なる建物ではなく、家族の歴史や思い出が積み重なる場所であることを、こうした帰省のたびに実感します。
神戸では同居する両親の日々の変化に、香川では亡き父を偲びながら一人で暮らす母の姿に、それぞれ違ったかたちで想いを馳せた夏となりました。
両家の親と過ごせる時間は、これから先、そう多く残されているわけではありません。
あと数年という限られた時間の中で、もっと親孝行をしたいという想いが、今回の帰省を通じて一層強くなりました。
そのひとつのかたちとして、まず取り組みたいと感じたのが「掃除の補助」です。
神戸・香川、両方の実家に共通して、高い場所や重い物を動かす掃除、庭木の手入れなど、両親だけでは手が回らなくなっている部分があることに気づかされました。
日頃なかなか顔を出せない分、帰省の際にはできる限り体を動かし、こうした家の中の困りごとに寄り添っていきたいと思います。
年老いていく家族の姿を目の当たりにするたび、共に過ごせる時間、そして会いに行ける時間を大切にしたいという気持ちが強くなりました。
※記事中の写真はイメージです。


