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食わず嫌い

食わず嫌い

こんにちは。

設計積算部のKです。

年末が押し迫った12月の週末、義妹さんからのお誘いで「クラシックバレー」の公演に行くことになりました。

興味があったわけでは当然のごとくなく、たまたまのお声掛けなのであまり考えもせずに便乗させていただいたという事です。

 

場所は豊中市立文化芸術センター、建物として洗練されたデザインに興味がわき、開園までの間しばらく見学をさせていただきました。

大型の特注のタイルが外観から内部まで使用されて、コンクリートの打ち放しとスチールフラットバーの手すりと、文字で書くとなじみのある物ばかりですが、照明が秀逸です。

地下の駐車場から階段を上がってホールへ向かいます。

間接照明が異国に似た雰囲気を醸し出しています。

ホール前の人だまりも高い天井が荘厳な雰囲気を照明で演出しています。

フェスティバルホールにも似た佇まいにも助けられて、初めてのクラシックバレーなる未知との遭遇にも、わくわくする気持ちが高まってきました。

 

席は前から3列目、感染防止の為前から2列は使用不可です。

つまり最前列です。

かつほぼ中央です。

踊りの「足さばき」をよく見たいとの義妹さんたっての希望で、最も嗜好の強い席で開演を待ちます。

演目は「シンデレラ」で、3部構成での演出です。

出演者はバレエ教室の合同になるのでしょうか、小さいお子さんまで含めて多数の出演です。

当たり前といえばそうなんでしょうが、音楽に合わせてのバレエ、踊りが語ります。

そこにセリフはありません。

優雅な踊りと音楽から物語を読み取ります。

正直1部の半分くらいは引き込まれる所が解らずに睡魔が襲います。

2部からは舞踏会でのシーンがメインになり逆にどんどん引き込まれてしまいます。

3部からは王子が世界中をシンデレラを探してまわるシーン。

踊りと音楽だけで良く演出できるものだと関心してしまいます。

3部、休憩をはさんでの約2時間半はあっという間の出来事になりました。

 

日常とは違う時間になる舞台観劇は自分にとって特別な時間になりました。

今年はこのクラシックバレエといずみホールでのクリスマス音楽会の2度、普段とは違う時間をもつ機会が出来ました。

また、人に夢の世界を与える音楽や演劇を含めた舞台芸術に携わる人々も大変素晴らしいとも思いました。

自分の知らない世界を経験できる貴重な時間の使い方、来年はまた知らない世界を経験してみたいと思います。

知らない世界は自身の引き出しをひとつ増やしてくれるようです。