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古くなったまな板、削って新品みたいに蘇りました~15年もののイチョウのまな板を再生してみた~

古くなったまな板、削って新品みたいに蘇りました
~ 15年もののイチョウのまな板を再生してみた ~
こんにちは。
設計積算部のOです。
先日、15年以上使い込んですっかり黒ずんでしまった木製のまな板を、削り直して再生してみました。
今回はそのビフォーアフターをご紹介します。
施工前 ― これがなかなかの年季


15年以上使い込んだまな板。
黒ずみと深い包丁傷が目立ちます。
なにせ15年以上の相棒。表面は黒ずみが広がり、包丁の傷も深く刻まれた状態です。
正直、パッと見は「もう寿命かな…」と思ってしまう見た目でした。
でも、このまな板、実はイチョウの木で作られたなかなかの良い一枚なんです。
ちょっと小ネタ ― イチョウのまな板って優秀なんです。
イチョウは昔からまな板の定番材として親しまれてきました。
理由は、
ほどよい柔らかさと弾力があって、刃当たりがやさしく包丁を傷めにくい
油分を含んでいて水を弾き、乾きが早いので衛生的
反りや割れが出にくく、丈夫で長持ち
そして何より、表面を削り直せば何度でも蘇る
ちなみに我が家で使っている包丁は、実はけっこうな安物です(笑)。
それでも長年ずっと問題なく使えているのは、イチョウの刃にやさしい特性のおかげかもしれません。
まな板の世界にも“高級材”があります。
最高級とされるのが本榧(ほんかや)やヤナギといった木々。
刃当たりのやさしさや水はけの良さが評価されています。
イチョウはそこまで高価ではありませんが、実用性ではまったく引けを取らない、いわば“通好み”の名脇役なんです。
つまり、傷んだからといって捨てるのではなく、手を入れれば長く使い続けられる素材なんですね。
今回の再生も、まさにこの特性のおかげです。
削り直し作業 ― 使ったのは借り物の道具

お客様センターのDさんにお借りした道具
作業に使ったのは、お客様センターのDさんにお借りした道具。
表面をていねいに削っていきます。
しかもDさんは、道具を貸してくださっただけでなく、削り方まで、ひとつひとつ丁寧に教えてくださいました。
粗い番手からはじめて、仕上げに細かい番手へ ― この“粗いものから細かいものへ”という順番が、きれいに仕上げるコツなのだそうです。
おかげで初めての私でも安心して作業できました。
Dさん、ありがとうございました!
削っていくと、黒ずみの下から明るいきれいな木肌が現れてきて、これがなかなか気持ちいい。
作業時間は約1時間。
思っていたより手軽に仕上がりました。
施工後 ― 見違えるほどきれいに


黒ずみも傷も消えて、明るい木肌がよみがえりました
いかがでしょう。
黒ずみも傷もすっかり消えて、まるで新品のような明るい木肌に生まれ変わりました。
同じまな板とは思えないほどです。
おわりに
新しいものを買うのは簡単です。
でも、古いものに少し手を入れて、また気持ちよく使えるようにする ― そんなひと手間には、モノを大切にする気持ちと、ちょっとした達成感が詰まっています。
私たちの仕事も同じかもしれません。
今あるものの価値を活かして、長く使えるかたちにしていく ― そんな仕事ができたらいいな、と改めて思いました。
みなさんの身の回りにも、「もう古いから」と諦めているモノはありませんか?
ひと削りで、案外まだまだ現役かもしれませんよ。


