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ヨーロッパで建築を学ぶ旅【前編:イタリア・バチカン編】

ヨーロッパで建築を学ぶ旅【前編:イタリア・バチカン編】

※この記事は前編・後編の前編 です。

こんにちは工事部のSです。

 

4月に現場が終わったタイミングで、イタリア、フランス、そしてバチカン市国へ新婚旅行に行ってきました。

会社が忙しい時期にもかかわらず、快く送り出してくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

施工管理の仕事をしている私にとって、今回の旅は世界中の「建築」を肌で感じる絶好の機会となりました。

その感動と、現場の視点から感じたことを綴ります。

 

イタリア(1〜3日目)

関西国際空港を出発し、イタリアのベネチアへ。

時差の関係で長時間の移動となりましたが、イタリアのベネチアに到着した瞬間に疲れも吹き飛びました。

ゴンドラから眺める街並みは、水上に杭を打ち込む独自の基礎工法によって支えられています。

現在、環境の変化により水位上昇が懸念されているのは非常に切実な問題です。

貴重な文化遺産を後世に残すための知恵と技術の重要性を、改めて肌で感じました。

ゴンドラ周遊やリアルト橋、そしてサンマルコ広場と寺院の素晴らしさは格別でした。

一方で、水位上昇の問題を目の当たりにし、10年後には水没の恐れがあるという現実に胸が痛くなりました。

 

「街全体が博物館」という言葉がぴったりのフィレンツェ。

ドゥオモの精緻な彫刻と大穹窿(クーポラ)の構造美には、ただただ圧倒されるばかりでした。

その後訪れたピサの斜塔では、あえて傾斜を許容するのではなく、地盤沈下により傾いてしまったという事実に驚かされました。

登った時のあの平衡感覚を失うような傾きは、施工管理者として「なぜ倒壊しないのか」という構造的な興味をそそる体験でした。

ここで初めて飲んだエスプレッソは、苦みの中に深みがあり、すっかりクセになってしまいました。

 

ローマとバチカン(4日目)

ローマとバチカンでは、一日中とにかく歩き回りました。

コロッセオやパンテオンなど、数千年前の建築物が今なおその威厳を保っていることに、当時の施工技術の高さと石材の耐久性を思い知らされました。

現代の建築技術を扱う身として、彼らが成し遂げた建築の美と強固さは、改めて「良いものを作りたい」という意欲を掻き立ててくれました。

バチカン市国の石像の多さには、ただただびっくりです。

サンピエトロ大聖堂のスケール感は圧巻でした。

真実の口、コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パンテオン、トレビの泉。

日本にはない建築様式を目の当たりにし、施工管理のプロとして「こんな素晴らしい建物を、自分には作れる気がしない」と、良い意味で打ちのめされました。

合間に食べたカルボナーラが美味しすぎて、実は2回も食べてしまいました!

ジェラートもどこで食べても美味しく、食文化の豊かさにも感動でした。

👉 続きは後編でお楽しみください。