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スパイスカレーをつくる

スパイスカレーをつくる

こんにちは

お客様センターのAです。

 

いつからなのか定かではありませんが、「スパイスカレー」というものが大阪の名物として注目されています。

大阪名物といえば「たこ焼き」「お好み焼き」「串カツ」と相場は決まっていますが、その一角を脅かしているのがスパイスカレーです。

 

スパイスカレーというのも、少し不思議なネーミングです。

カレーはもともとスパイスで調理されるものですから、「頭痛が痛い」や「フラダンス」のような二重表現になっていますが、まあ気にせず話を進めます。

 

それでは、なぜスパイスカレーが大阪名物になったのかをご紹介します。

元来、大阪にはスリランカカレーのお店が多くありました。

現地(スリランカ)式に、バナナの葉にライスと副菜を包んで提供するお店もあり、ここまで現地式だと一瞬どこの国にいるのか分からなくなるほどです。

 

また、見ていただくとお分かりのとおり、スリランカのカレーはワンプレートで提供されるという特徴があります。

このスリランカカレーをベースに、スパイスや出汁、具材を自由にアレンジして発展したものが、「大阪名物スパイスカレー」です。

カレーに鯛出汁を使ったり和の要素を取り入れたりするお店があるのも、何でもアリな大阪らしさと言えるでしょう。

 

さて、皆さんカレーといえばインドを思い浮かべると思います。しかし、インドの人々はそれを「カレー」とは呼びません。

材料や作り方によって、サンバル、ラッサム、コルマ、マサラなど、呼び名が変わります。

このあたりを詳しく説明すると話がややこしくなるので、大阪スパイスカレーを理解してもらうことを目的に、実際に作ってみました。

まず、香りを引き出すためにテンパリングを行います。

テンパリングといっても、大勢の前で緊張するわけでも、ドキドキしながらリーチをかけるわけでもありません。

ここでいうテンパリングとは、ホール(粒)スパイスの香りを熱した油に移す作業のことを指します。

今回は「カルダモン」「シナモン」「クローブ」「カレーリーフ(乾燥)」の香りを油に移します。

続いて、玉ねぎ、トマト、ニンニク、ショウガ、そして粉末スパイス(クミン、ターメリック、コリアンダーなど)を加え、さらにメインの具材である鶏肉を加えて炒めます。

この時点で食欲をそそる香りが部屋中に広がりますが、ぐっとこらえて水を加え、煮込みます。

並行して作った牛シマ腸のスパイスカレーと並べると、こんな感じです。

色が違うのは使用しているスパイスが異なるためです。

鶏肉のスパイスカレーには、北インド風にココナッツミルクを加えて濃厚な味わいに仕上げました。

さらに、「インドの味噌汁」ともいわれる豆カレーも煮込みます。

ご飯と副菜とともにワンプレートに盛り付けると、大阪スパイスカレーの完成です。

見た目から「本当に美味しいのか?」と疑われそうですが、少なくとも家族には好評です。

スパイスカレーに限らず、基本的なルールを守ったうえで自由にアレンジするのは楽しいものです。

これは、カレーに限らず仕事や趣味にも通じることだと思います。

もしこの文章を読んでいるあなたが、まだ初々しい社会人で仕事の壁にぶつかっているのなら、大阪スパイスカレーの自由さに倣って、新しい自分をつくり出していくのも一つの方法かもしれません。

 

日々、自分を【更新】していってください。

また、すでに経験を重ねた社会人の方であれば、基本的な仕事のルールを【後進】に伝え、育てていってほしいと思います。

――スパイス【香辛料】だけに。