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夏の山陰旅行~パート1~

夏の山陰旅行~パート1~

こんにちは、工事部のAです。

7月の4連休に妻と山陰へ旅行に行きました。

初日は、出雲大社を目標に付近の観光巡りを行い、松江しんじ湖温泉に宿泊しました。

二日目は、宍道湖周辺と境港を観光しました。

 

出雲大社「二の鳥居」

    

出雲大社は「縁結びの神様」として、また「因幡のしろうさぎ神話」で有名な、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をお祀りしています。

大国主大神は、国土を開拓された国造りの神様であり、さらにその国土を天照大御神(あまてらすおおみかみ)に譲った国譲り神話でも知られています。

出雲大社は、国譲りの代償として造営されたのが起源に成っているそうです。

 

大注連縄が印象的な「神楽殿」

   

出雲大社のお参りの仕方は、一般的な神社と異なり「二礼四拍手一礼」となっています。

(1)二度拝礼して (2)四回柏手を打ち (3)最後にもう一度拝礼します。

事前に学習をしていきましたが、全ての参拝者の方が作法を知っているので驚きました。

 

「割子そば」は出雲そばの一種で、丸い漆器の器にそばを盛り、三段重ねの器で提供されます。

その食べ方をご紹介します。

大根おろし、ねぎ、かつお節、のりといった薬味をお好みでそばに盛りつけ、そばつゆを直にかけて食べます。

だしのかけ過ぎは、 そばの風味が失われてしまうので、だしはかけすぎないのがポイントだそうです。

のどごしを楽しむより、そばの香りを楽しんで食べるのが出雲そばの流儀、とお店の方にお聞きしました。

お忘れなく。

 

島根県立古代出雲歴史博物館

   

「神話のふるさと」といわれる出雲地方には、神話とゆかりがあるスポットがたくさんあります。

「島根県立古代出雲歴史博物館」は、出雲エリアで発見された遺跡や資料を展示した博物館です。

「出雲大社と神々の国のまつり」「出雲国風土記の世界」「青銅器と金色の大刀」の3つのテーマにわけて、古代出雲にまつわる展示があります。

なかでも、青銅器と200本以上の銅剣の復元模型は目を見張ります。

「古事記」「日本書紀」などの歴史書物に記された神話にふれることもできる、歴史ロマンあふれるスポットでした。

 

古代の出雲大社本殿1/10模型

   

現在の出雲大社本殿の高さは約24mですが、出雲大社の社伝によると、太古の出雲大社本殿の高さは現在の4倍、約96mあったといわれています。

本殿の後ろにある山(八雲山)の高さが約100mですので、この山の頂上付近に千木(屋根の先端についている交差した二本の木)が見えていたことになり、想像するだけで現代でも圧倒される高さです。

 

平成8年(1996)、雲南市加茂町岩倉の丘で農道の工事中、重機による掘削中に発見されたそうです。

それから翌平成9年の二年間にわたり発掘調査をしたところ、一カ所からの出土数としては最多となる39個の銅鐸が発見されました。

銅鐸は全て国宝に指定され、加茂岩倉遺跡は国の史跡指定となったとのことです。

中学生時代の社会の教科書で見た写真がそのまま拝見できて気持ちが高ぶりました。

~パート2~に続く