前回の続きで、２日目です。

 

朝から近くの現場に歩いて見学に行きます。

この現場では集合住宅を建てています。

 

建設についての本格的な説明も興味深く聞いてもらえました。

質問タイムでは、生徒さん全員に質問してもらいます。

「この現場を任された時の気持ちは？」など良い質問も出ていました。

 

現場見学から帰ると、いよいよメインイベントの木工体験です。

協力会社さんにご協力いただき、かなり本格的に行いました。

昨日、宿題に出していた作りたい物のイメージ（絵）を基に、大工さんと相談しながらイメージを具体化していきます。

 

まずは形状や大きさ、材質を決定します。

さらに板の寸法などを考慮して、木材の寸法を決めていきます。

決めた寸法で木材を切り出すと、それを加工してもらい、組み立てていきます。

 

休憩の時間も惜しんで、黙々と作業をすすめていきます。

 

本棚、小物棚、タオル掛け、椅子、食器置きなどが完成しました！

それぞれが実用的なものをよく考えて作っていくので、感心しました。

商品としても売れるのではないか？と思うくらい、上手にできました。

納得のいく物は作れたかな？

 

今回、私にとっても初めて体験学習をだったので、生徒の皆さんに十分な体験学習を提供できたかどうかは分かりません。

ですが、生徒の皆さんの協力もあって、とても充実した二日間になったと思います。

この経験がモノづくりの楽しさなど理解につながり、今後の成長に生かしていただければ嬉しく思います。

 

また同時に、私たち受け入れ側自身も学ぶことが多く、成長できたと思います。

現場の職人さんをはじめ対応していただいた協力業者さんもみんないい笑顔をしていて、やりがいにつながったように思います。

機会があればまた受入れをしたいと思います。